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SYUTO Press
2024.09.09

SYUTO Press Vol.105 楽月工場に新人研修に行ってきました!

こんにちは、柴田です。

前々回のSYUTO Pressでお知らせいたしました通り、今年度の秋東精工には新メンバーが加わりました。そしてさらにうれしいことに、そのあと5月中旬に中途社員の設計担当者がもう1名入社。よりにぎやかになりました!

7月下旬、そんな新メンバーたちが、グループ会社であるグッドスマイルカンパニーの鳥取楽月工場に1週間の研修に行ってまいりました。初日はあいさつのため、私も新メンバーに同行しました。

楽月工場
https://rakutsuki.goodsmile.com/

実はこの研修、行くまでにひと悶着あったんです。それが「飛行機が怖い問題」。

3名の社員のうち、2名が飛行機が苦手だったのです。その恐怖を抱えて搭乗してくれました。

 

当日はなかなかない凪いだお天気で、機体が揺れることもなく、本当に素晴らしいフライトでした。晴れ晴れとした気持ちで鳥取空港に降り立ち、「さて、ごはんでも食べに行こう!」と意気揚々とお店に向かったのですが……

「気持ちがいっぱいいっぱいで、とてもじゃないけれど今は何も食べられません」。

こんなに美味しそうなお寿司を目の前にしても、フライトで疲れ切ってしまって食べられないと言われてしまいました。

まさかそこまで苦手だったとは……。
怖い思いをしつつも、この研修のため勇気を出して飛行機に乗ってくれて、あらためて、本当にありがとう!!

さて、肝心の研修のお話です

今回、楽月工場での研修で行ったのは、ねんどろいどの製作体験です。秋東精工が設計、金型作りを担っている商品で、自分たちの仕事を終えた「その後」の工程を経験してもらいました。

研修後に書いてもらったレポートより、一部感想をご紹介します。

Mさん
「成形と検品」「ゲートカットと表面処理」「塗装と印刷」「組立」「生産技術・工程管理・座学」について5日間をかけて学びました。安定して成形できる金型、間違いのない金型を納品する重要性をあらためて実感。また、これまであまり意識できていなかったPDCAの大切さを知り、今後に活かしたいと思いました。

Aさん
用途に応じた機械が多数ある一方、作業員による手作業も多く、人員の必要性を感じました。また、誰が作業しても同じクオリティを維持できる量産工場ならではの工夫は、当社にも役立てられるのではないかと思いました。

 

製造や組み立て、塗装といった後工程について学ぶことで、設計、金型作りというふだんの自分たちの仕事に活かせるものがあるだろうと思って企画した今回の研修。後工程を知ることで、意識する部分も変わってくるでしょう。今回の研修での経験が、社員の良いモノづくりに寄与してくれればうれしいです。新入・中途社員の皆さん、研修お疲れさまでした!