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SYUTO Press Vol.11 新入社員のご紹介
日ごろの皆様のご愛顧のおかげをもちまして、今年は新入社員が2名入社いたしました。
今回は新入社員ご紹介第一弾といたしまして、皆様に猪鼻颯(いのはなはやて)君をご紹介させていただきます。
大分県立工科短期大学校金型科を卒業し入社いたしました。
大分県立工科短期大学校といえば、昨年弊社に入社しご紹介いたしました 藤原の母校であり、猪鼻は後輩にあたります。
猪鼻自身は、弊社に藤原が入社したと他の先輩より聞き、ありがたいことに1年生のときより弊社を希望していたとのことです。
理由としましては、小学生のころより、様々なプラモデルを組み立てているうちに、プラモデルにかかわる仕事に就きたいと考え、そのためにはプラモデルの基礎であり重要な部分である金型を学習するべきと大学校に入学したとのことです。
猪鼻は、プラモデルに対する想いは気持ちだけではなく、大学校で行動でも結果を残しています。こちらの写真は今年3月に開催された日本金型工業会主催の第6回学生金型グランプリ開催(インターモールド2014)において、プラスチック金型部門で全国出場を果たし、金賞こそ逃しましたが、審査員より高い評価を得ました。
また、ものづくり競技大会で日本一に輝くなど、学生ながらに十分な実績をもって入社してくれました。
とはいえ、社会人という意味でも、弊社の金型職人の前でも、まだまだひよこではありますので、現在は新社会人研修、弊社3D CADソフトの実践練習などを開始したところです。
しかし、本人が「金型だけを製作するだけではなく、技術を磨き、今までにない動きのあるプラモデルの開発をやっていきたい!」という熱い思いをもって入社してくれていますので、弊社としても、若い感性から沸き上がる新しい発想を大事にしつつ「楽しんで作ってほしい」と願っていますし、これから一人前に育てあげたいと考えています。
技術の継承は、金型業界でも重要な問題です。
弊社が持っている金型技術を惜しみなく若い社員に伝え、彼らが継承し、さらに発展させることで、お客様のニーズによりお応えできると信じています。